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★院長の気まぐれ日記(ブログ)

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もうすぐ・・・(2009.1.19)

現在、プチ・リニューアル中。
もうすぐ、「新患さん、いらっしゃ〜い♪ 部屋」を作ろうとしております。
でも、なかなか動けなくて、作業が進んでいません。・・寒いから。

土曜日の診療は、野と花鍼灸院でやっております。
朝10−12時、昼14−16時です。
第2土曜日は休みです。

うつな時 3(2008.10.23)

ねこが教える リラックス〜♪

前回、認知療法の紹介をしましたが、認知の歪みがあるから、必ず鬱病になるとは限りません。
身体的疲労から消耗した結果、心身ともに限界が来て「うつ」になるという場合は、認知の歪みをどーの以前に・・・
サッサと休んで充電しましょうね。

もしも、自分を休息させたがらず、逆に行動に駆り立ててしまうような自己の内面の問題があれば、それは一度考え直した方が良いです。
「こうしないとダメだ〜」的なものが多いと、心が休めませんから。
その為には、「認知療法は有効ですよ」と言いたかったのです。

「充電」と言うと、「好きなことをしたら良い!」と思って、友人や家族と「バケーションを満喫しよう♪」と、旅行に出て、結果、疲弊して帰ってくる人がいます。
確実に、「放電」していますね。
これは、単純な勘違いだと思います。

本人にそれなりの意欲があれば、別かもしれませんが・・・、
自分に鞭打ってまで、気分転換しなくてもいいのです。
「気分転換せねば…」って、思ってたらプレッシャーになってますよ、きっと。

どうも「リラックス」の定義が、「なんだか違うぞ?」という方をしばしばお見受け致しますので、孟子添えておきました。
(ちがう、「申し」ですね。スゴイ人をいとも簡単に添えてしまう・・・このソフトはやってくれる!!)

周囲もウツウツとしている人を見れば、つい気晴らしに外へと誘ってしまいがちですが、善し悪しですね。
時として、それは「放電」になるので注意が必要です。
ご本人がしたいようにするのが、ベストじゃないかな?と、私自身は思っています。

うつな時 2(2008.10.22)

いやな気分よ、さようなら♪

ほぼ自動的にマイナス思考が始まる時・・・
それって・・・かなり 「うつ」ですよね? (ーー;)

思考が言葉となり、頭の中で色々言ってくる。。
「〜すべきだ」「〜ねばならない」
「どうせ○○したって××だ」「〜に過ぎない」
「全てA、さもなくばBだ」「・・・でないと意味が無い」
頭の中のお喋りは止まらない。
聞いていると、どんどん気分がわるくなっちゃう。(T_T)

さわやかな朝♪、、のはずなのに、、意識が起きた瞬間に、この類の思考が始まれば、どっぷり、ブルーにもなりましょう。よく分かります!

私は職業柄、観察癖があるので、かつて、起床時の気分が悪くなる時、その一瞬の思考を逃さないよう、メモを取ってみたことがありました。

気分が良い時に、そのメモを冷静に眺めてみると、「根拠のない、非合理的な考え」「性急な結論付け」「考えの飛躍」といった誤った考え、思考上の分類ミスが見えます。
それを、合理的な考えになるように、整理しなおす為に、根気よく赤ペンで修正していくのです。
この反復作業は、自己に不利益な認知を修正していきますので、気分障害を治すのに非常に役立ちました。

(注:、うつ病にもいろいろな時期があります。
疲弊しきっている時に、頑張って克服しよう!などと、焦って力み過ぎないことは大事です。。。)

人は物を見て認識する、意味づけする・・・ことから感情が生まれ、結果、気分が良くなったり悪くなったりするわけです。
気分が悪くなる見方を、自身で修正できれば、マイナス思考に振り回されることは、格段に少なくなります。
気分もスッキリし、楽になりますよ♪

これは、認知療法というものです。
詳しくは、デビッド・バーンズ著の『いやな気分よ さようなら』は、ガイドとなる良書ですので、是非 読んで見られてはいかがでしょう?

自己評価を確立できる・・・という点では、うつ病や、拒食症、強迫神経症、依存症・・といった心身の病の方のみならず、自己実現への一歩にもなります。

「うつ病とは何か?どのように家族は対応すれば良いのか?」を悩まれるご家族の方にも、病識が得られるよう、分かりやすく書いてありますから、お薦めしたい一冊です。