のどかとは。。。
空が晴れて天候が穏やかなさま。 「のどかさに耳なし山も笑ひけり」 子規 「長閑」と書いて「のどか」ですが、 |
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野と花な頃
冬の寒さも緩み 雪解け水が、水かさを増し、 水が温むこの季節には、 冬眠から覚めた地虫も、顏をのぞかせ、 生きとし生けるものが、 |
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現代
現代は、スピード社会。 文明がもたらした音に、騒々しさを覚えるほど。 便利になっても、ゆとりは無く、 産業は発展し物質的に恵まれ、科学技術は進み、医学は細分化され究明される病も増えました。 |
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しかし、病む人は一向に減らないのはどうしてなのでしょう?
猿から進化してきた・・・というヒト。
生命の存続をかけて連綿と地球上で進化し発展してきた私たちの「身体」や「いのち」は、そもそも不安定で脆く、病みやすい存在だからでしょうか・・?
であるならば、ヒトは既に絶滅危機種でしょう。
東洋医学の整体観は、ヒトというものを 完全に調和された自然から派生した個体(小宇宙)として位置づけます。自然観察から生まれたこの医学は、自然を敬い、「いのち」やその働きに、絶大なる信頼を置いているのです。
私たちは 現代社会の担い手でありながらも、調和された自然から生まれ、また自然に帰る存在です。
私たちは生命の歴史上、安直な個体として無秩序に存在しているものではありません。大いなる自然の一部なのです。
願い
私たちは、進歩しようとめまぐるしい現代に適応する一方、生き生きとした本来の「自分らしさ」というものを置き去りにしてきました。 現代社会は、物質的な豊かさや利便性という恩恵を与えてくれましたが、 それは、私たちが「大いなる自然の一部である」ということを忘れてしまった・・・ということかもしれません。 |
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野と花鍼灸院は、現代社会のもたらす日々の喧騒の中で、
忘れがちな本来の「自分らしさ」 や「小宇宙である自己」に、
鍼灸を通じて皆様が出会い、立ち返られることを願って、
のどか(野と花)と名づけました。
雪解けの春が訪れるように、
心と身体がほどけ行く、のどかなひとときが、
みなさまの「いのち」を輝かせる力(power)となりますように。。。